熊本にうかがい、熊本の復興支援を目的とした、春夏秋冬理論の特別講座を開催しました。
可能な限り、今回の地震を経験された地元の方に参加していただきたかったので、私が行う告知は最低限に留め、地元の協力者に集客をお願いしました。
結果、協力者ががんばってくれたおかげで、「集客期間2週間」「平日、それも月曜の夜」という悪条件にもかかわらず、30名定員の会場は満席!
今回の講座では、春夏秋冬理論を「タイミングをつかむためのツール」としてではなく、「リフレーミングツール」としての部分に焦点をあててお話しました。
リフレーミングとは、
「ものの見方、捉え方を変えること」
です。
ネットにあった解説が分かりやすかったので、転載しておきます。
リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
元々は家族療法の用語。
西尾和美「リフレーム 一瞬で変化を起こすカウンセリングの技術」によると、
「リフレームの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりと、誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにし、ポジティブなものにしていくことです」
とのこと。
ウィキペディア
つまり、今回の講座の目的は、リフレーミングツールとしての春夏秋冬理論を使って、
「今回の熊本地震は、自分にとって、どのように受け止め、どのような意味を見出すことができるのか?」
「今回の地震の体験をプラスに作用させ、人生のステージを上げることができないか?」
ということを考えていただくことなのです。
当日の受講者層を自分の目で確認してから話す内容を決める必要もあったため、講座の内容はぶっつけ本番です(笑)
「そんなことができるのか?」
と思われるかもしれませんが、伊達に10年以上、講演で全国を回っていませんし、春夏秋冬理論の講座に関しては、「日本一の開講数」を誇っていますので、それらの経験が、このようなときに役に立ちます。(ちょっとだけ自慢です(笑))
受講者さんの反応を見ながら、講座を組み立てていきましたが、はじめは懐疑的だった人も、講座が進むにつれ、熱心な表情になっていき、講座終了後には、多くの方からご質問をいただきました。
「今まで知らなかった生きる知恵」に触れ、キラキラした表情をした方々の質問にお答えするのは、本当に楽しかったです。
今回は、
「地元の方に、リフレーミングを知ってもらう」
という目的でしたので、熊本で開催しましたが、次回は、
「首都圏の善意・お金を、熊本に送る」
という目的で、東京でも開催してみようかと思っています。
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